2012年 10月 03日
GPミストラル 2012-2013 第2戦(JECX #5) |
全国のどの地域よりもここ埼玉県吉見総合運動公園で行われているGPミストラルがひと足先に開幕。すでに7月にサマークロスと銘打って第1戦が終了しているので、今回は第2戦目になり、東北、北海道、関東で形成されるJECXツアーでは早くも第5戦目にあたる。
台風の影響が心配されたが、始まってみるとアツイ!何日か前にやっと気温が30°を切るようになり、身体も秋モードに切り替わった矢先にこの暑さは身体にこたえる。朝方の濃霧も手伝って蒸し暑く、体感的には7月のサマークロス以上に暑かったように思えた。
事前エントリーで300名オーバーのエントリー。今シーズンもシクロクロスの人気は衰えることがない。C3クラスにいたっては相変わらずの満員御礼状態。
コース設定はサマークロスを行った平坦なエリア。残念ながら水たまりがひとつもなく、芝ロードレースのようなコースになった。唯一ライダーを苦しませそうなエリアとしてレース後耕す予定になっている「畑」をコースに取り入れたが、試走によって踏み固められ、ただのダートセクションとなってしまった。
ド平坦ながら、砂利のシングルトラックだったりテクニカルなターンを取り入れ走る方には飽きさせない。それに伴いあまりの暑さにレース中はところどころに小蠅の群れがあちこちに出現し、ライダーをすんなり走らせてくれない。
最高峰クラスのC1では、見事なメンバーが顔をそろえた。
2〜3周目あたりでレースが落ち着いてくると小坂正則(スワコレーシングチーム)と合田(cycleclub 3UP)がパックになり一歩リード。小坂(宇都宮ブリッツエン)、飯塚(スワコレーシングチーム)そして今回からC1デビューの前田(SpeedvagenCyclocrossTeam)らが追う展開。途中、池本が体調不良によりレースを中断。
その後は一度先頭に出たあと、トップを譲ることなく走るレジェンダリーシクロクロッサー:小坂(スワコレーシングチーム)が優勝。そのあとを序盤メカトラで遅れをとってしまった山本(CannondaleRacingTeam)が奥歯の加速装置を起動させ猛烈にアタックをして2位。合田(cycleclub 3UP)が3位になり幼い娘を抱っこして表彰台に立てたことを喜んでいた。
表彰台まであと一歩の4位だった濱(BRIDLER)は折返しの5周目以降はぐいぐい順位をあげてきたが、レース中盤までなかなか前に出れない状態が最後まで響いた。
U14は山田くんが優勝。2位の小林くんはエンジョイクラスも走る変態ぶり。
次回開催は11月4日。関東で全日本への切符が手に入る最後のチャンス。
レース終了後、参加者の協力によりコースの撤収が速やかに終了。台風が到着寸前にスタッフも解散となった。
参加されたライダー及び関係者のみなさん、お疲れさまでした。
(誤表記、誤情報あったらこっそり教えてください。)
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| 2012-10-03 00:39
| シクロクロス